学校では毎年健康診断が実施されます。
学校健診の目的は、こどもたちが病気を気にせず元気に過ごせるようにするためです。
歯科ももちろん学校歯科健診があります。歯と歯茎、歯並びや噛み合わせなどについて、
歯科医院の受診が必要かどうか判定されます。
本日は学校歯科健診でよく耳にする「CO」などのむし歯用語について解説していきます。
歯科用語「C」はよく聞くのでご存じの方も多いのではないでしょうか。
わからないけどなんとなく虫歯のことかな?と察している方、当たりです!
「C」はCaries(カリエス)の略で、「むし歯」を表します。
「O」はObservation(オブザベーション)の略で、「観察」を表します。
(数字のゼロではありません!)
歯科医院ではむし歯の進行状況を、それぞれCO⇒C1⇒C2⇒C3⇒C4という記号であらわします。
5段階のむし歯
①CO
「CO」は経過観察(初期むし歯)を指します。
すぐに治療の必要はないものの、歯みがきなどを見直して進行を防ぐ必要があります。
この段階でしっかりした処置をすることで、
歯を削らずに自然治癒(再石灰化)させることが可能です。
② C1
歯のエナメル質が溶けて、灰色や茶色の小さな穴が空いた状態を指します。
まだ痛みや自覚症状はありませんが、治療が必要になります。
当院ではむし歯を削りレジン(プラスチック)を詰め、1回の治療で終えることができます。
③ C2
穴がエナメル質の下にある象牙質にまで拡大している状態を指します。
痛みはあまりありませんが、冷たいものを飲んだり甘いものを食べるとしみたりします。
この段階までであれば、歯を削る量は可能な限り少なくすることができます。
また、治療回数も2回程度と短期間で終えることが可能です。
④ C3
むし歯が神経に到達して歯がかなり失われている状態を指します。
C2の時よりも痛みの自覚症状が強くなります。
C3以降の治療は、神経を除去もしくは除菌して、クラウン(かぶせもの)を装着します。
治療回数は5~6回かかります。
⑤ C4
歯茎から上の部分がほとんど溶けて無くなって、歯の根しか残っていない状態を指します。
残念ながら、ここまできてしまった歯は、膿が溜まったり、
周りに影響が出るため基本的に残すことができません。
しかし、周囲の骨、歯の根の状況などによっては歯を残す治療も可能となることもあります。
まずはご相談下さい。
歯は一度悪くなってしまうと、もとの状態には戻らないので
「CO」の段階で発見し、適切な処置をする必要があります。
当院では「歯を削る量の少ない」虫歯治療や、
可能な限り金属を使わない白い詰め物にこだわっています。
患者様の「健康」、そして「口元の美」を考慮した治療が可能ですので是非お気軽にご相談ください。
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