こんにちは、センター北駅前歯科です。
前回、「感染症の予防」と「お口の健康」についてご紹介させていただきました。
今回もその続きとして、感染症予防とお口の健康についてご紹介します。
●口腔ケアの不備が肺炎リスクを高める
みなさんは「誤嚥(ごえん)」という言葉を聞いたことがありますか?
「誤嚥(ごえん)」とは食べ物や唾液が本来送られるはずの
食道ではなく誤って気管に入ってしまう現象です。
年齢別で見ると中高年の方に多く見られる傾向があります。
この誤嚥が起きた際に、お口の中が不潔だと、たくさんの口腔内細菌が肺にまで達してしまい
「誤嚥性肺炎」を引き起こしてしまう可能性があります。
また、歯周病菌や歯ぐきの炎症によってできた「炎症性物質」が
血流に乗って全身を駆け巡ることで、体のあちこちに炎症を起こしてしまう可能性があるのです。
その結果、体の免疫機能を乱してしまい、
ウイルス感染による炎症が進みやすくなる場合があるので注意が必要です。
●お口の衛生管理でウイルスに負けない体作りをしよう
お口の免疫では、IgAという抗体が働いています。
このIgAは体に害を及ぼす細菌やウイルスを排除する働きをしています。
しかし、お口の中が不潔だとIgAによる防衛が困難になってしまいます。
また、お口の中の細菌は非常に多く、先ほどのIgAのように
体を守る働きを示すものもあれば、歯周病菌のように悪さをするものも多くあります。
そして、細菌の塊である「歯垢(プラーク)」は、ハミガキなどでしか落とせません。
歯垢1mgの中に約1億個を超える細菌が棲みついています。
歯みがきをする際は、歯と歯の間や、歯と歯ぐきのすき間など
磨き残しの多い場所を意識しながら優しく丁寧な歯みがきを心がけましょう。
歯科医院などでは、歯周病の進行状態を確認して、歯石や歯垢を除去するほか
一人ひとりの歯並びや歯ぐきの状態に合ったブラッシング指導を受けられます。
年に数回は歯科医院でプロのチェック&ケアを受けてお口を健康に保ちましょう!
ウイルス感染の予防には、手洗いやうがい、マスクの着用や手指の消毒も大事ですが
お口や全身の免疫が十分に働くようにしておくことも重要です。
今こそ、丁寧な歯みがきを中心としたセルフケアと歯科医院などでの
プロフェッショナルケアで清潔なお口を保ち感染症予防に活かしましょう。
気になること、お困りのことがある方は遠慮なくご相談ください。
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