こんにちは、センター北駅前歯科です。
秋も深まり、冬へと向かいゆく季節。

カフェや公園で読書にふけったり、秋限定のグルメを堪能したりと、
この時期ならではの楽しみを満喫される方も多いのではないでしょうか。
今回は皆様ご存知の秋の味覚のなかから、歯の健康に一役買ってくれる食べ物をご紹介いたします。

まずは何といってもキノコ！

ビタミンDは、歯や骨に重要なカルシウムの吸収を助ける栄養素。
免疫力を高めるβ-グルカンや食物繊維がしっかり摂れるマイタケや、
血中コレステロール値を下げるエリタデニンで注目されたシイタケは、
どちらもビタミンDをたっぷり含んでいます。
特に干しシイタケのビタミンDは生シイタケの約9倍もあるのだとか。

焼いただけでも美味しいこれらのキノコ。
これからの季節は煮物や鍋など温かい料理に是非活用してゆきたいですね。

さらに忘れてはならないのがサンマ！

たっぷりと脂ののったサンマは代表的な秋の味覚。定番の塩焼きはぜひ食べておきたいですね。
サンマをはじめとした青魚には身体に良い栄養素がぎっしり詰まっています。
必須アミノ酸がすべて含まれた良質なたんぱく質や、歯や骨の成長に欠かせないカルシウムに、
その吸収を促すビタミンD。
中性脂肪の低下や認知症予防効果が期待されるDHAやEPAなどの必須脂肪酸には、
虫歯や歯肉炎の原因菌を減少させる効果もあるのです。

歯の健康維持のために、サンマは非常に効率の良い食べ物と言えるでしょう。

そして食後のデザートには柿！

柿は1個で一日分のビタミンを摂取できると言われるほど栄養価の高い果物。
歯のエナメル質や象牙質を構成するビタミンAやビタミンCを多く摂ることができる上、
風邪予防や疲労回復にも効果があるとされており、
季節の変わり目で揺らぎやすい体調を整えるにも最適のフルーツなのです。

ただし、「柿は歯の毒腹薬（かきははのどく、はらぐすり）」のことわざもあります。
というのも柿は甘くて美味しいぶん、糖分を多く含んでいるため、
食べると身体には良いけれどそれだけ虫歯のリスクも高くなってしまうということです。

秋の味覚をたっぷり楽しんだあとは、
しっかりと歯を磨いてお口の健康を保ちましょう！

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