こんにちは、センター北駅前歯科です。
前回、症状の進んだ歯周病のための「FMD」という治療法についてご紹介させていただきました。
今回は具体的な治療の流れについてお話したいと思います。
Step1. 細菌検査
まずは、お口の中の菌の確認です。
「位相差顕微鏡」という特殊な顕微鏡を利用して、悪さをしている細菌を特定します。
現在の菌の状態(種類、数、活動性)を確認すると、
今はどういう状態なのか、これからどういう状態になっていくのかが分かります。
この結果をもとに、基本治療そして薬による治療を行っていきます。
これに加えて、DNAの定量検査方法というのもあります。
ひと言で「歯周病菌」といっても、その種類はひとつではありません。
あなたのお口の中で悪さをしている歯周病菌の種類を特定し、
かつ、その菌数を測定する検査がDNA定量検査です。
この検査を実施することにより、今までは「歯周病菌」とまとめて扱われてきたものを、細分化し、
あなたが感染している歯周病原因菌の治療にもっとも効果のある薬が何なのかを
選択することが可能になります。
Step2. 基本治療及び薬による細菌の集中駆除
細菌検査と同じ日に、歯周ポケットに入り込んだ歯石や炎症を起こした組織を
専用の器具で掻きだすSRP(スケーリング&ルートプレーニング)を行います。
簡単にいうと「歯石取り」ですね。
毎日しっかりと歯磨きをしていても、人にはそれぞれ「磨き癖」というのがあるので、
どうしても磨き残しが出て歯垢が残ってしまいます。
そうした歯垢が時間の経過によって歯石になると、もはやブラッシングで取り除くのは困難です。
まずはSRPでしっかりと歯石を取り除きましょう。
SRPが終わったら、除菌作用の高い薬の投与を行い、歯周病菌を一気に駆除します。
なお、歯周病は感染症のため、清潔で殺菌力のある水を使った治療が欠かせません。
当院では、POICウォーターを導入し、治療に活用しています。
POICウォーターは純粋な水から作られているので、非常に安全性が高く人体に影響はありません。
また、お口の中の歯周病菌や虫歯菌を、30秒以内にほぼ殺菌できますので、
歯周病治療、虫歯予防に加え、口臭の原因物質を作っている歯周病菌も殺菌できることから、
口臭治療にも効果的です。
もちろん、治療が終わった後は、健康な歯と同じように定期的なメンテナンスがおすすめです。
一緒に8020(80歳で20本以上自分の歯を残すこと)を目指しましょう♪
——————————————+
Instagramでも当医院の紹介をしています。
フォローお待ちしております♪
https://www.instagram.com/centerkita.dc/
——————————————+
医院のご案内
所在地 | 〒224-0003 神奈川県横浜市都筑区中川中央1丁目27-6 イストアール1F |
---|---|
アクセス | センター北駅から徒歩3分 |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり(1時間無料) |
TEL | 045-530-0111 |